2004/09/11Blog

みゆきさんの恨み節・・・

[ 19:23 ] [ ターザンの音楽 ]

[ スライドショウ ]

中島みゆきの音楽もターザンのお気に入りです。 それにしても延々と、もてない女性の心情を歌いつづけるあの工ネルギーはどこから出てくるのか大変興味があります。 ユ二一クな音楽性を持っていることは否定できません。 それにあの独特の声音が組み合わさって、極めて感性豊かな音楽が出来上がっているのでしょう。 

陽水同様、優れたバックミュージックの貢献も大きいでしょう。 しかし陽水の場合と違ってみゆきの音楽性に刺激されて、バックが進化するという程の関係になっているとは思えません。 ただ、だからといってみゆきの音楽の質がひくいというつもりはありません。 独特の音楽世界を作りあげていることは間違いありません。 重要なことは、みゆきの歌いではじめてみゆきの独特の世界が成立することです。 音楽性の高さは違う歌手が歌ってもすばらしい曲になることでよくわかります。 しかしそれはみゆきの音楽とはまったく異なる雰囲気の音楽です。 

あの独特のメロディラインと独特の声音、独特の歌詞は、くせになります。 ターザンは今日も飽きることなく、みゆきを聴いています。 演歌よりはるかに演歌(音楽性の高い)であり、もう恨歌というしかないみゆきさんの歌は、そのままでは世界に通用しないかな・・・・失礼ながら少なくとも歌い手を変えなければ・・・。 恋のかなわぬ江戸時代の吉原遊女の世界につながったような、あの雰囲気は、日本人にさえ理解できればそれでいいのかも知れませんね。 みゆきさん、いつまでも恨み節を歌い続けてください。

 

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